2019.03.06
平成30年度栃木県「地域における地球温暖化防止活動育成・促進事業」を
活用した推進員等の活動をご紹介します。
【活動名】パッシブ系省エネモデルハウスを使った啓発
【活動推進員等】槐 敏夫/山本太市
【内 容】
①モデルハウスの製作
1/40スケールと1/100スケールの、パッシブ系モデルハウスを製作した。このモデル
ハウスは、開口部から風を入れると、すべての窓から風が抜ける「風の通り道」があ
る。また、家の外側に影を作るすだれやグリーンカーテンのミニュチュアを作成した。
夏を涼しく過ごす工夫を、ミニ扇風機、風速計で体感できるようにした。
他に家の壁等の温度を計測したデータや、熱に関するパネルを作成した。
②イベントでの実施
「ストップ温暖化とちぎ企画展」の参加者に対して、製作したモデルハウスを使い、
携帯扇風機と風速計を使った風の通り道を体験してもらい、パネル等と合わせて夏は家
の外側に影を作ること、グリーンカーテンの効果などを説明した。
また、5日は「あっちい調査隊」と銘打ち、会場の外壁、アスファルト、木陰、車の色
の違いなどによる温度の違いを参加者が自分で実際に測定し、人が暑いと感じる仕組等
を説明し、省エネ効果について啓発を行った。
○参加イベント
ストップ温暖化とちぎ企画展
日 時:平成30年8月3日(金)~5日(日)
場 所:宇都宮市立南図書館
【成 果】
モデルハウスの南側から風を入れ、すべての窓から風が抜けることを体験することで、
夏を涼しく過ごす工夫を感じてもらうことができた。また、「暑い」と感じる理由を知っ
てもらうことで、省エネを効果的に行い、ハードだけに頼らない実践へのきっかけとし
た。
夏休み期間中であったので、「温度調査を家でもやってみる」「温度計を買って測って
みる」という声も聞かれた。場所とタイミングが合えば、今後もC00L CHOICEイベント
等で啓発を継続して実施したい。