2019.03.06
平成30年度栃木県「地域における地球温暖化防止活動育成・促進事業」を
活用した推進員等の活動をご紹介します。
【活動名】家庭の省エネ意識アンケートを活かした実態傾向調査
【活動推進員等】今出善久/手塚悦子
【内 容】
①省エネが進まない分野と理由・傾向の把握
・省エネに対する意識についてのアンケート作成
・推進員、イベント等でアンケートを回収、配布
・アンケートを集計し理由、傾向を把握
②自宅にある家電や自動車の使い方によるエネルギー使用量の違いについて計測
③2℃上昇までのC02排出3000Gtのイメージモデル作成
【成 果】
現在までのアンケート回収数は約150枚で、「テレビの画面の明るさを調整している
か」、「冷蔵庫の季節に合わせて庫内の設定温度を調整しているか」、「エアコンの推奨
の温度設定」については“やっている”との回答が、他の項目に比べ少なくなっており、“や
っていない理由”としては、「やり方が分からない」「手間がかかるから・面倒だから」が
多かった。
集積したデータを分析し、各家庭の実情にあった省エネのアドバイスをできるようにす
るには、アンケート回収数が足りないと思われるため、継続して調査を続け、取り組める
家庭の省エネの支援策を提案できるようにしていきたい。
また、イメージモデルについては、保管場所を栃木県地球温暖化防止活動推進センター
に依頼し、今後、他の推進員等が行うイベントや出前講座でも活用できるようにした。